プロフィール

「喜屋武岬」は戦争という歴史を刻んだ美しくも悲しい岬!

沖縄本島、最南端に位置する岬が「喜屋武岬」。

眼下には迫力の「喜屋武海岸」、「荒崎海岸」が見渡せる。

青色がどこまでも続く太平洋も一望せよ!

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喜屋武岬はアスファルト舗装された駐車場が整備されています。

夏シーズンでも空いているので、必ずどこかにとめられる。

 

やはり「わ」から始まるレンタカーが多い。

バイクは邪魔にならない所にとめようね。

トイレも整備されているよ。

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駐車料金(無料) 普通車13台
身障者2台

トイレ

この辺りは何もないので、済ませておいた方が絶対いい。

 

視線を海へ向けると・・

青色の水平線発見!

水色の塊は何だ!?

 

平和の塔

この水色のモニュメントは「平和の塔」。

 

MEMO

 

1945年(昭和20年)

 

「日本」VS「アメリカ」の太平洋戦争がありまた。

 

アメリカ軍は沖縄本島の中部、西海岸に上陸しそこから北・南に別れ進撃を開始。南に逃げた住民は行き場を失い・・

 

この崖から投身自殺する人もでました。その霊を慰めるために建立された石碑がこの「平和の塔」です。

 

今でも心のこもった千羽鶴やお花、お供え物が見られるよ。この美しい岬は沖縄戦で亡くなった人々の悲しい歴史も刻まれているのだ。

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展望デッキ

喜屋武岬(きゃんみさき)は展望デッキも整備しています。

中は日影になっているので、ひと休憩しましょ。

 

階段をあがればご覧の空間。

ベンチが用意されているので、気軽に腰をおろせる。

 

お話でもしながら雰囲気に浸りましょ。

海風も最高に気持ちいい~。

 

ただしバリアフリー未対応なので、車イスの方は行けません。

 

今度は海の景色を紹介するよ

展望デッキをおりて左へ行くと・・

 

オーシャンビュー!

絶壁の崖がジグザグに続き岬らしい優雅な景観を作っています。

その真下は凸凹のサンゴ岩が広がり、沖へ向かって徐々に深くなる。

 

その上を波が通過すると白泡となって消えていきます。

その時に生じるシュワシュワ~と轟く波音も迫力があっていい。

 

干潮となると茶色のサンゴ岩が姿を現すので、この辺り一帯の海域がどのようになっているのかひと目で分かるよ。

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沖の方は深くなっているので、濃いブルー色。

地元の小舟がゆっくりと走る様子は沖縄~っとほのぼのします。

 

手すり


喜屋武岬は手すり(柵)も整備されているので安心安全。

体重をあずけ好きなだけ海景色に癒やされて下さい。

ここで自撮りの出番♪青色を背景にパシャリ決めちゃって下さい。

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注意

 

写真撮影(ツイッター、インスタ)のため柵を乗り越える人がいます。転落の危険があるので止めて下さい。

 

絶壁の高さ

ドーン!

これを見ても柵を乗り越えますか?

 

崖の上からは想像もできませんが、この写真を見るといかに高い所に自分が立っているのかお分かり頂けるでしょう。

 

断崖絶壁とはまさにこのこと。

この30~50mはあるであろう崖が3km以上に渡って続くのだ。

 

巨岩

崖下に転がっている巨岩は地震で崩落したもの。

これほどの規模は県内でも中々見られない。

 

他にも大小様々な形の琉球石灰岩がゴロゴロ・・

岩の表面を覆う緑の植物は「アダン」、「クサトベラ」といった南国特有の亜熱帯植物。

 

満潮

さてこの喜屋武岬・・満潮となると様子が一変。

水かさが増すのでこの辺り全てがブル一色に染まります。

 

風もあると第1、第2、第3波と荒波が立て続けに押し寄せてくるので迫力も倍増。

波しぶきが砕け散る様も自然らしくていい。

 

透明度

悪くありません。サンゴ岩の先は水深が深くなるので濃い青色。

台風の後は海の中が洗浄されるので、よりきれいになる。

 

いのちをたいせつに

地面にはこのようなものも設置されています。

笑って生きてくれている。それが家族や友人の願いです。いのちをたいせつに

 

灯台

喜屋武岬は昭和47年に建造された高さ約15mの「灯台」があります。

もちろん中へ入ることはできません。

 

「立入禁止」となっています。

現在も稼働中なので日が沈むと光が灯るよ。

灯台とは夜、光で船を先導するやつね。

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看板

看板には「喜屋武岬園地」と表記。

「沖縄戦跡国定公園」にも指定されています。

 

写真集



 

感想

奥行きのある海岸線がずっと続く喜屋武岬。

カーブを描く白波が絶えず押し寄せてくる風景は「雄大」という言葉がピッタリ。

 

陸に向かう波はやがて小さくなり、最後はシュワシュワ~と泡音を立て消えていく・・

このランダムに繰り返される風景が岬の海らしくていいですね。

 

海風も心地よくいい雰囲気をつくっています。

 

ただ・・観賞に浸るのも良いですが、ここはかつて普通に暮らしていた人達が戦争から逃れるため崖から身を投じたというた悲しい場所でもあります。

 

先人たちの残した平和の「ありがたさ・尊さ」を今一度考えたい場所でもありますね。

 

MEMO

 

夜は星空もきれいと聞きますが、場所が場所なだけにオススメしません。

 

口コミでは

「釣り人を見かけた時はビックリ」、「ドライブに立ち寄ったら意外と良かった」、「朝の日の出の風景も中々いい」と評価。

 

行き方

喜屋武岬は畑の中を通って行くので、場所が非常に分かりにくい。

大ざっぱですが道順を解説します。

 

①集落

②農道

③喜屋武岬

 

大体こういう流れです。

その間、目印になる物は一切ありません。

 

喜屋武岬まで伸びる「電線」を辿って行けば迷わず行けるでしょう。

分からない人はグーグルマップもうまく活用して下さい。

 

いい所

  • トイレが設置されている。
  • 車を降りたらすぐ絶景。
  • 夕方の時間帯になるとオレンジ色のサンセットが見られる。

残念な所

  • 活気がない。

注意事項

  • 台風は近づかない。
  • 柵(さく)は乗り越えない。

 

ワンポイントアドバイス
  1. 喜屋武岬の読み方→「きゃんみさき」。
  2. 冬は南国の沖縄といえど寒いので防寒対策を。
  3. お腹空いた・・
    喜屋武岬の周囲は田園地帯。(食事処・カフェ・レストラン・コンビニ・居酒屋)といった商業施設は一切ありません。お昼のランチをお探しの方は、市街地に出ればいくつかあります。
名称 喜屋武岬
(きゃんみさき)
住所 沖縄県那覇市 鏡水150
駐車料金 無料(約10台)。
所要時間 約15分。
アクセス 那覇空港(なはくうこう)

331号線

3号線

喜屋武岬(約45分)
喜屋武岬の評価
景観度
(3.0)
満足度
(3.0)
人気度
(2.0)
総合
(3.0)



周辺には・・

何もありません。