浜比嘉島に昔から継承されるパワースポットがある。
それが「アマミチューの墓」。
今でも島民にとっては神聖な場所。
近年、観光客も少しづつ訪れるようになってきた。
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行き方
①「海中道路」
↓
②「浜比嘉大橋」
↓
③「浜比嘉島」
↓
④「アマミチューの墓」
浜比嘉島の「勝連比嘉」という集落の東に注目。
アマミチューの墓は海上にありますが、コンクリートの足場が島まで伸びているので簡単に上陸可能。
駐車場
近くに漁港があります。
「一般駐車場」をご利用下さい。
アスファルト舗装はされていないので砂利道。
推定100台はとめられます。
船がいっぱいある所なのですぐに分かるでしょう。
そこから少し歩くよ。
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看板
入り口には「アマミチューの墓」とかかれた看板があります。
その先に大きな岩の塊が見えるよね。
そう この中にパワースポットがあるのだ。
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突き当り
右?左?どっちを行けばいいの・・
正解は「左」。
右は後ほど紹介します。
岩の側面に人が通れる「通路」があります。
このまま直進。
通路のすぐ足元は透明度の高い海。
ゆらゆら動く波紋がキラキラ美しい。
浜比嘉大橋
顔を上げると「浜比嘉島大橋」も見えるよ。
そう、ここへ来たあなたはあの橋を通ってきたのだ。
・・ぐるっと方向転換。
岩の中に何か見えるよね?
見えるよね?
階段
導かれるように階段を上がって行くと・・
アマミチューの墓
到着。
これが「アマミチューの墓」。
ここは琉球王国時代、国の一大行事であった「御廻い(アガリウマーイ)」の際にノロ(祝女)とその配下が毎年参拝に訪れていた神聖な場所。
「豊穣・無病息災・子孫繁昌」を祈願していました。
香炉(香料を加熱して香りを発散させるために使う器)の上には今も新しい線香・花があったりします。
フラット空間の広場は複数人でお参りも可能。
お供え物の後→みんなでそのお供え物を食べながら雑談するのが沖縄流。
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賽銭箱
お気持ちの分だけお財布もできるよ。
お気持ちの分だけ・・
勝連町指定文化財5号
琉球開びゃく伝説の登場人物「アマミチュー(男性)」、「シルミチュー(女性)」及び他の神が祀られていると伝えられている。
景色
お墓から眺める景色も中々。
高くなった事でより遠くのものまで見渡せます。
この辺りは浅瀬なので海の色は優しい水色。
すごく安心するよ。
左に見える丘はここ「浜比嘉島」、右は「平安座島」。
それらを結ぶのが浜比嘉島大橋なのだ。
今度は先程の突き当り「右」へ行ってみた
・・特に何もありません。
海上に扇状の塊(琉球石灰岩)があちらこちらにあるだけ。
あなたがそこに立っている所も琉球石灰岩♪
海風の通る涼しい所。
波の音もざっぽんざっぽんリアル沖縄。
実はここから見えてる風景→漁港内ですが分かった人いるかな?
写真集
感想
海上に参拝スポットがあるのは県内でもここだけ。
今は足場が整備されていますが、当時は干潮の時にしか行けない貴重な場所だったのだ。
洞穴の中にお墓を作る(拝所にする)というのは当時の琉球スタイル。
今でも地元の人が大切にしている所なので、決して汚さないで下さい。
信仰心の強い沖縄では昔の風習が今も広く運用されています。
ここは何の予備知識もないと「何だ、ただの岩か・・」とガッカリするので、どんな歴史があってどんな風習があるのか?予め分かっておいた方がいいでしょう。
口コミでは・・
「海中道路を渡ればすぐ」、「沖縄の静かなパワースポット」、「静かで神秘的な場所」と評判。
いい所
- 近くに公衆トイレがある。
残念な所
- 雨の日は行けない。
- もしも参拝者がいたら邪魔しないよう写真撮影も控えて下さい。
- 墓の前の階段は段差が高いので、上り下りにご注意。
- お腹空いた・・
浜比嘉島大橋の入り口に「コンビニ・ローソン」があります。
名称 | アマミチューの墓 (あまみちゅーのはか) |
住所 | 沖縄県うるま市勝連比嘉 |
駐車料金 | 無料 |
所要時間 | 10分 |
アクセス | 那覇空港(なはくうこう) ↓ 58号線 ↓ 330号線 ↓ 高速道路 ↓ 36号線 ↓ 10号線 ↓ 238号線 ↓ アマミチューの墓(約1時間10分) |