昔からある自然を壊さずありのままの姿を見せる「渡具知ビーチ」。
海上には琉球石灰岩の塊がゴロゴロ・・
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砂質
陸地はサラサラですが海辺は固い。場所によっては小石も散乱しているので、素足で歩けない所もある。
海の中は「岩礁地帯」なので硬い岩の上。
岩の表面に砂が多少、乗っかていると考えましょう。
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透明度
足のつま先が見える透明度。
沖へ行っても変わらない。炎天下の水温は少し生ぬるいですね。
海草
海面は凸凹の岩礁ですが、場所によっては砂の密集する所があります。その上には海草の姿が!これはきれいな水質、最適な温度条件でないと育つ事が困難なため希少。
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琉球石灰岩
海面からニョッキと突き出るこの岩は「琉球石灰岩」。
波の侵食により足元は削られていくので、スリムになっていきます。
ご覧の岩がまさにそう。
自然が生んだ奇跡のアートは今や渡具知ビーチのシンボル的存在。
決して作り物ではありません。
干潮で波が引くとわざわざ近くまで行って記念撮影する人もいます。
渡具知ビーチと似たような海景色といえば「ハートロックビーチ」も有名。嵐がCM撮影で訪れた事から一躍有名になったスポットです。
「ハートロックビーチ」嵐の訪れたビーチで記念撮影はいかが?興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
干潮
干潮となると様子が一変。
水色の海とは程遠い残念な景観になります。
oh・・凸凹の岩がむき出し。
・・行く時間間違えた!と後悔する前にちょっと待って・・
実は干潮となると沖まで歩いて行けるようになります。
ということは・・そこに取り残されたお魚さんを見る事が可能になるということです。
リスズメダイ
コレコレ。
干潮で波が引くと深みに取り残されたリスズメダイを見る事ができるのだ。
全身青色の身体が特徴で小さくとてもかわいい。
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他にも全身黒色の「ニセクロナマコ」、岩礁の色と同化する「カニ」さん等も見かける。
これこそが自然ビーチの良い所。
干潮でお楽しみがなくなったと思ったら→別のお楽しみが出てきます。
マリンがガンガン走り回っている海の上では絶対に見られませんよ。
ただし、ある程度沖まで行かないと生き物は見られません。
シュノーケル
何と何と岩礁の先でシュノーケルを楽しむ人がいます。
注意
岩礁の先は急に深くなっているので高波が発生します。危ないのでシュノーケルはオススメしません。沖釣りの人も見かけますが、こちらも地元人で慣れた様子。
\沖まで行くアドバイス/
- 干潮の時間帯が絶対条件!
- 岩と岩を飛び越えるように前へ進みます。踏み外すと深みに落ちるので注意。
- 太陽が雲に隠れると足元が暗くなるので慎重に。
- 作りの弱い履物だと帰ってくる頃にはボロボロになります。(凸凹の岩の上を歩くので)。行くのなら強いものがいい。
東屋(あずまや)
渡具知ビーチは東屋(あずまや)を8棟整備しています。
部屋が1つ1つ大きいので、団体さん子連れファミリーでも余裕で収まる。
東屋(あずまや)とは?
屋根のある日陰空間のこと。
テーブル席も用意しているので、気軽に腰を下ろせます。
目の前には穏やかな海景色(青色)が入ってくるので存分に癒やされて下さい。
波音がないのは残念ですが、リラックスした状態で感情移入できます。
赤瓦が沖縄~♪
BBQ
渡具知ビーチはBBQも楽しめます。
先程紹介した東屋(あずまや)を利用して、大人数でビーチパーティーが楽しめるのだ。
機材はもちろん食材もそろっているので、手ぶらで来て手ぶらで帰ってOK!
盛り上がるのもいいですが、運転の人はノンアルコールで我慢ですよ。
夕方の時間帯はオレンジ色のサンセットが見られるのでナイス。
BBQの利用時間
11:00~21:00。
お問い合わせ電話番号
098-982-8877
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- 東屋はコンセント+夜間に便利なライトが設置されています。「有料」にてご利用可能。
- 人数、時間の変更は3日前までに。
- キャンセルは7日前までに。それ以降は50%、当日は100%負担となります。
- 食材の引き渡しは11:00から。
- 花火、発電機、割れ物の持ち込みは禁止。
広場
渡具知ビーチは公園と一帯となっているので、ご覧の広場が整備されています。
キャッチボール・バトミントンといった軽スポーツでも楽しみましょ。フリスビーもいいね。
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シャワー&売店
渡具知ビーチは「管理棟」も整備されています。
設備 | 足洗い場 |
シャワー(5分200円) | |
コインロッカー(1日500円) | |
トイレ | |
ビーチパーラーとぐち商店 |
海水浴の前、後はここで体についた砂を落としましょう。
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ビーチパーラーとぐち商店
小腹が空いたらここ。
(フード、スイーツ、かき氷、アイスクリーム、フロート、ソフトドリンク、ビーチカクテル、ビール)など販売。
営業時間 | 10:00~19:00(季節により変動) |
散策してみよう
「渡具知ビーチ」は「泊城公園」と一体。
海以外にも散策が楽しめるので、興味のある方は色々回って見て下さい。
階段もあったりします。
東屋(あずまや)
岬の先端にはこのような日陰空間→東屋(あずまや)もあります。
もちろんテーブル席もあるのでごゆりとお過ごし下さい。
石畳の地面とか豪華。
海岸保全区域
東屋(あずまや)の先にある階段を下りると「景観ポイント」。
目の前は何の障害物もない180度の海景色がど~んと広がる。
ゴォォオオーーーっと唸る海風に波音も爽快。
リーフでは岩礁にぶつかる波しぶきも見ものです。
高台という事もあって見晴らしもいい。
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遊具広場
渡具知ビーチはこのような「遊具広場」もあります。
(ローラー、コースター、滑り台)が整備されているので、お子様と一緒の方はぜひ遊ばせて上げて下さい。
すぐ近くには日影になる東屋に(ベンチ・トイレ・水道水)もあります。
ミートショップレストラン
渡具知ビーチは「レストラン」もあります。
お昼のランチにも困らないね。メニューは沖縄産の豚が中心。
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 水曜日 |
写真集
夕日
夕方の時間帯になるとオレンジ色のサンセットが望める。
西の海はこういう特典があるのです。
感想
渡具知ビーチ一帯は岩礁地帯。
砂地面積はほとんどないので遊泳は適しません(裸足だと痛い)。
水位もそこまで高くならないので、大人の遊泳は不可。
せいぜい子供の水遊びぐらいです。
楽しみ方はその岩礁の上を散歩しながら深みに取り残されたお魚さんを見ることかな・・
沖まで行かないと遭遇率は低いですが発見した時はテンションアップします。
ヤドカリさんもうまく探し出して見て下さい。
ここは夏シーズンでも混雑しない穴場スポットなので「騒がしい所は嫌、のんびり静かなタイムを過ごしたい」という人は適しています。
大半が地元客で散歩やおしゃべりといった沖縄の日常が垣間見られる。
一見、自然が残る普通のビーチに見えますが・・
1945年
「太平洋戦争」
アメリカ軍は沖縄本島の中部「読谷村渡具知海岸(ここ)」から「北谷海岸一帯」に初上陸しました。
ここを起点に南北に分断し進撃したという歴史があります。渡具知ビーチの近くに「トリイステーション(米軍通信基地)」があるというのはそういう事。米軍関係者のすむお家もそこら中にあるので、ここへ訪れる客は外人さんも多い。
口コミでは・・
「満潮、干潮とでは海の景色が全然違う」、「静かなまったり時間が過ごせる」、「夕日に沈むサンセットが素敵」と評判。
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いい所
- 駐車料金が無料。
- 駐車場からすぐビーチ。
- 自前のサンシェード持ち込み、設置OK。
- 公共の公園とあり清掃・管理が行き届いている。
- ビーチスタッフの常駐する「管理事務所」があるので安心。
残念な所
- 游泳に適さない。
- ここは公認の海水浴場ではありません。クラゲ防護ネット、監視員は配置されていないので自己責任で楽しんで下さい。
- シュノーケルは自由。ただし自己責任。
- マリンスポーツは行われておりません。
- テントの設置&キャンプは不可。
- ペットの持ち込み禁止。
- バリアフリー対応のスロープが設置されているので、足の不自由な方・車イスの方でも駐車場から海まで行けます。
- 渡具知ビーチは「泊城公園」と一体となっています。
- ここの海は塩分がとても強いので水着の使用後はすぐに洗濯した方がいいでしょう。放置でもしようものならすぐに固くなり、臭いもきつくなります。
- お腹空いた・・
園内に食事処・レストランがあります。
ビーチの設備 | ● シャワー ● トイレ ● コインロッカー ● 売店 ● レストラン ● 自販機 ● BBQ ● 管理事務所 ● 東屋(あずまや) |
ビーチレンタル | ● なし |
体験できるアクティビティ | ● なし |
名称 | 渡具知ビーチ (とぐちびーち) |
住所 | 沖縄県読谷村渡具知228 |
電話番号 | 098-982-8877 |
定休日 | 無休 |
海開き | 特になし |
遊泳料金 | 無料 |
游泳時間 | 日没まで |
游泳期間 | 特になし |
駐車料金 | 無料(100台)
チェーンはないので24時間出入りできます。 |
アクセス | 那覇空港(なはくうこう) ↓ 58号線 ↓ 渡具知ビーチ(約1時間20分) |
特になし。