世界遺産「斎場御嶽」は格式のある拝所。緑のパワーを取り込め!

パワースポットで知られる「斎場御嶽」。

これから緑の世界へ連れて行くよ。

 

準備はOK?

駐車場は「南城市地域物産館」のある敷地内になります。

斎場御嶽のチケットもそこでゲット。

 

ここから斎場御嶽まで徒歩10分ほどかかります。

駐車料金はもちろん無料。

 

checkシーズンは混雑しているので、誘導員の指示に従ってとめて下さい。

 

大型観光バスの立ち寄り所にもなっているので、ツアー客もいっぱい。

 

緑の館・セーファ

ここが斎場御嶽の入り口。

まずはじめに斎場御嶽の「ルールや心構え、意味、歴史」を知る事が大切。

 

ビデオ紹介(3分)を見て出発しよう。

窓口にはスタッフも常駐しているので、分からない事があれば何でも聞いてOK!

 

ガイド案内時間

①09:30
②10:30
③11:30
④12:30
⑤13:00
⑥14:00
⑦14:30
⑧15:30
⑨16:00

1日9回。

トイレもあるので予め済ませておこう。

 

記念碑

史跡、世界遺産であることを示す石碑。

 

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」と刻まれています。

観光入域者数が毎年増加し、多い日には1日3千人を超えることもある。

 

御門口(うじょーぐち)

ここから本格的なトレッキングの始まり。

御嶽(うたき)へ入る参道です。

 

敷地内には6つの拝所があるという事で6つの香炉が置かれている。

この先は急坂ですが、手すりがあるので大丈夫。

 

MEMO

 

今でこそ男女関係なく入ることができますが、かつては男子禁制。

 

庶民は入口の「御門口(うじょーうぐち)」を越えて進入することは許されず、国王であっても先に入るには袂の合わせを女装に改める必要があったといわれています。

 

石畳道

遊歩道はこのような石が敷き詰められた凸凹道。

これを石畳道(いしだたみどう)といい、琉球石灰岩が使われています。

 

権力の象徴として「お城(グスク)」に使われる事も多かった。

加工しやすいのはいいが凸凹で歩きにくい又は滑りやすいというデメリットがある。

 

雨の日は特に注意が必要だ。

 

でも見る事ができるよ。

興味のある方はご参考に。

 

大庫理(うふぐーい)

最初の参拝場所です。

 

MEMO

 

うふぐーいとは「大広間」という意味。

 

国王から任命された「神女・ノロ」たちが最高位である「聞得大君(きこえおおぎみ)」を祝福し、就任の儀式である「御新下り(おあらおり)」を行った所。

 

祭祀的(さいしてき)な機能を持つ格式の高い拝所です。

 

儀式のイメージ図


MEMO

 

「御新下り(おあらおり)」とは?

 

聞得大君(きこえおおぎみ)→(琉球の信仰における神女の最高位の呼称)が就任する際の一大行事。

 

聖水を額に付ける御水撫で(うびぃなでぃ)で神の座が引き継がれます。

 

例えば・・

日本では総理大臣が就任すると、天皇陛下へ挨拶に行きますよね(TVでも見たことがあると思います)。

 

それと同じように神が宿るとされるここ斎場御嶽でも王や「神女・ノロ」の最高頂点に立つ「聞得大君(きこえおおぎみ)」が就任するとここを訪れ、神様に挨拶をしました。

 

この行事は琉球王国の一大参詣であり、多くの配下を連れて歩いた。

斎場御嶽は就任儀式に訪れる御嶽(うたき)コースの中でも最も重要な場所だったのです。

 

神の島といわれる久高島からわざわざ白砂を運び入れ、それを御嶽(うたき)全体に敷きつめています。

準備に時間、相当な手間暇がかかりますね。

 

砲弾池(ほうだんいけ)

1945年沖縄戦の際に艦砲射撃によってぽっかり空いた穴。

雨がふるとこのように水が溜まります。

 

アオガエルも生息しているので、大きな葉っぱに白いワタみたいな(卵)をつける事もあります。

他にも「トンボやイモリ、それを捕食するヘビ」も・・

 

※ヘビは夜行性なので太陽の出る明るい時間帯は出ません。

ご安心を。

 

check今現在でも沖縄戦の様子を伝える「戦争遺跡」として大切に保存されている。

 

寄満(ゆんいち)

ゆんいちとは「台所」という意味。

 

国王のために食事を作る「台所・厨房」のことを指します。

当時の琉球王国は特に海外(アジア地域)との貿易が盛んだったので、海幸・山幸が多く集まりました。

 

石灰岩


今にも人を飲み込まんとするこの巨岩は「石灰岩」。

中でも鍾乳洞で見られるつらら(鍾乳石)がある所は見もの。

 

外でこんな光景が見られるなんて中々ありません。

その長さから歴史を感じます。

 

石灰岩の表面が

「明るい所」→水が乾いている
「暗い所」→湿っている

と確認できますが・・

 

実は湿っている所→雨(外部)の要因ではなく、中から滲み出ているもの。

この石灰岩のあるおかげで周りにある植物が潤い、緑があるといっても過言ではないのだ。

 

「シキヨダユル」と「アマダユル」の壺

この壺は鍾乳石から滴り落ちる水を受け取るための壺で、神聖な水として先祖たちが長く儀式や参拝に使っていました。

 

check決して触れたり、移動したり持ち去ったりしてはいけない。

 

他にも
「寄満、香炉」があります。

そのお隣は
「貴婦人様御休み所」。

 

三庫理(さんぐーい)

ここ一番の見所。

別名、三角岩とも呼ばれている。

 

巨大な岩が寄りかかり、その間に三角形の空洞ができています。

これは決して人工的なものではなく自然に出来たもの。

 

本来繋がっていない石灰岩の層がズレ落ちてこうなりました。

観光雑誌に使用される写真も大体この場所。

 

三庫理(さんぐーい)の中

この空間は光の入らない暗いトンネルのようになっています。

立ち止まって岩に手を当ててみてください。

 

どっしりとした安定感に力強い存在感が伝わってきませんか?

風も通り抜けるので気持ちいい通りです。

 

MEMO

 

琉球時代

 

暗いトンネルを通る(現世)

再び戻る(生まれ変わり)

 

という考え方もありました。

 

南部にある「浦添城跡」でもそのような作りを見ることができます。

 

最終拝所

差し込む光に導かれるように進むと・・

陽の光があたる明るい空間へと出ます。

 

まるでお祈りするたに用意されたお部屋のよう。

午前中は太陽が真上に来るので、差し込む光が神がかった雰囲気。

 

岩に自生する生き生きとした緑の植物、そして青空も見えます。

 

側面に置かれている長方形の石は「チョウノハナ(京のはな)」→香炉。

もちろんその上に座ったらダメよ。

 

checkここが最も格式の高い拝所となる。

 

最終拝所からの「景色」

木々の間からは青い海が見渡せ、久高島が一望できます。

実はこの景色、当時はそこに岩があったので見えませんでした。

 

戦後、岩が崩壊して見えるようになったのです。

ハートのフレームが又お集落。

 

金のまがたま

1998年、最終拝所の真下から「金のまがたま(お金)」、「道具」が発見されました。

いわゆるお・宝・物。

 

日本国内では他にも和歌山県の古墳(こふん)で何千年前にも発見されていますがここは数百年前。

琉球とは直接的な結びつきはありませんが、まがたまの文化(金が大事)という考え方は一緒でした。

 

ここは記録・言い伝えが一切ない事からよほど秘密の場所だったと考えられますが、未だにその謎は解明されていません。

 

久高島のいい伝え・・

久高島は琉球の大地をつくり、人々を生み出したとされる「創世神・アマミキヨ」が降り立った場所と伝えられ、五穀発祥の地・神の島ともいわれています。

ここはその神の島・久高島からの霊力が集まる所と考えられ、聖域として崇められていました。

 

「斎場御嶽」と「首里城」の関係

 

 

斎場御嶽には6つのイビ(神域・拝所)があります。

 

 

その内の

 

●「大庫理(うふぐーい)」
●「寄満(ゆんいち)」
●「三庫理(さんぐーい)」

 

は首里城内にある建物や部屋と同じ名前をもつ。

 

 

このことからも当時の首里城と斎場御嶽がいかに深い関わりを持っていたのかよくわかると思います。

 

写真集










ここで見られる植物

「ソテツ」
「さくららん」
「デイゴ」
「ゲットー」
「しきよ」
「あこう」
「ガジュマルの木」

などなど。

他にも色々あるので興味のある方はゆっくり観察して見て下さい。

 

岩の上にどうやって「植物」が生えるの?

実を食べた小鳥が岩の上にフンを落とす→そこから緑が自生し、成長するという仕組み。

 

感想

緑の空間は不思議と心も体も軽くなる。

ガジュマルの木が今にも岩を飲み込まんとする風景はまるで異世界。

 

「小鳥の鳴き声・・」
「葉と葉のこすれる音・・」
「その間から差し込む細い光・・」

五感を刺激される雰囲気はまるで、目に見えない自然パワーが体に宿るようだ。

 

どこか守られているような・・
優しい気持ちにさせてくれる。

 

写真を撮るのなら対象物の背景に青い海・空を入れるのがオススメ!

 

MEMO

 

拝所といっても本土のような立派な寺や建物があるわけではありません。

 

「神はその空間・霊石に宿る」と考えられていたので、人工的な建築物は一切なし。昔はこの考え方が一般的だった。

 

口コミでは・・

「観光客が多かった」、「スピリチュアル的な空間」、「夏なのにひんやり気持ちいい」と評判。

じゃらんレンタカー

 

特徴

  • 斎場御嶽は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として2000年に世界遺産・ユネスコに登録されました。
  • ここで出土した「陶磁器(とうじき)、勾玉(まがたま)、ヒスイ、めのう」は国の重要文化財にも指定されています。
ワンポイントアドバイス
  1. 園内は階段、急坂もあるので(車イス・足の不自由な方・ベビーカーの人)は途中までしか行けません。
  2. 最初の拝所(ウローカー)は階段を大分下りるので行く事はオススメしません。
  3. 山を登るわけではないので、重装備する必要なし。ラフな格好でOK!
  4. 琉球石灰岩を敷き詰めた遊歩道(石畳)は観光客の増加により、すり減って滑りやすくなっているので注意が必要。雨で濡れるとなおさら。厚底ブーツ、サンダルよりは滑りにくい靴がいいでしょう。妊婦さんは控えたほうが良いです。
  5. クロックス(無料)の貸出しも行っています。
  6. 2011年NHK・BSプレミアムで放送されたドラマ「テンペスト」の撮影現場にも利用されました。沖縄出身の仲間由紀恵さん、ガクトさんも出演しています。
  7. 天候
    シーズンは突発的に雨が降ってサッと止む事が多いです。それが局地的に発生します。天気予報はあまりあてにせず、怪しい雲を見かけたら事前に対策を取りましょう。
  8. お腹空いた・・
    園内に食事処はありません。駐車場の「南城市地域物産館」にあります。
名称 斎場御嶽
(せーふぁうたき)
住所 沖縄県南城市知念字久手堅270-1
電話番号 098-949-1899
営業時間 09:00~18:00(3~10月)
09:00~ 17:30(11~2月)
定休日 毎年2回(5月の下旬、11月の中旬)
所要時間 約1時間
駐車料金 無料
「がんじゅう駅・南城、知念岬公園(150台)」
入場料金 有料
アクセス 那覇空港(なはくうこう)

331号線

86号線

斎場御嶽(約45分)
斎場御嶽の評価
景観度
(4.0)
満足度
(5.0)
人気度
(5.0)
総合
(4.5)
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