植物好き集まれ~♪
ここはあなたの見た事もない珍しい植物、お花がいっぱい。
何百、何千種と多種多様に存在する沖縄の亜熱帯植物は見所だらけ。
さあ足を踏み入れるよ。
園内
①「ステンドホール」
②「クロトンパティオ」
③「ファレノプシス温室」
④「バンダ温室」
⑤「カトレア温室」
⑥「果樹温室」
⑦「回廊」
⑧「展示室」
⑨「催物展示室」
⑩「遠見台」
⑪「中庭」
⑫「ビクトリア温室」
⑬「ロータスポンド」
⑭「オーキッドガーデン」
とコーナーを設けています。
| 入場料金 | |
| 大人 | 690円 |
| 中高生 | 690円 |
| 小・中学生 | 350円 |
| 6歳未満 | 無料 |
| 身障者 | 無料（付添人1人も無料） |
目次
ステンドホール
最初のスタート地点がここ。
天井のカラフルがいい感じ。
中はクーラーが効いて快適ですが、一歩外へ出ると蒸し暑くなります。
覚悟はできたなかな？
kaz
ファレノプシス温室
まず第１の部屋がここ。
色鮮やか花が展示されています。
やっぱり気になりましたか・・
・・欄（らん）が。
欄（らん）はお店の開店祝いなんかでもよく見かける高級な植物。
ここには2000種以上ものランが部屋を埋め尽くす。
（赤、ピンク、白、紫、青、黄色）と様々な色があり、花ビラも形態もそれぞれ個性豊か。
中には「えっ！？これもラン？形全然違うじゃん」と驚く事もあるでしょう。
「幸福が飛んでくる」と花言葉があるように、いい香りに触れると幸せな気持ちになるから不思議。
毎年2月上旬には「沖縄国際洋蘭博覧会」が開催され、約2万点のランが咲き誇る。全国各地、又は国外からも集まってくるので要チェックです！
つる性の植物
つる性の代表的な植物といえば「シダ」類。
土がない所でも平気なので、木の枝に自生し葉を広げている様子をよく見かける。
半日陰が大好き。
オオゴマダラ
ここはお花だけでなく生き物もいます。
それが世界一大きな羽をもつ「オオゴマダラ」。
近くに来ると風圧もすごいすごい。
お花の回りをヒラヒラと飛び回る様子はまるでお城の庭園。
赤色が大好きなので、その色を身につけていると人気者になれるよ。
蝶（ちょう）になると寿命は10日前後といわれているが、飼育されてるものだと半年はもつ。
バニラ
バニラのアイスクリームっていい香りがしますよね。
実はその香りの正体がこの「バニラ」という植物。
ショーケースの中に鼻を近づけると・・
あら不思議。確かにバニラの香りがします。
これを細かくしアイスクリームに混ぜて香り付けてしているというわけ。
花が咲いて散ると緑色の果実が現れ、段々と黒くなるのが特徴。バニラもれっきとした欄（らん）の仲間です。
「カトレア温室」に展示されている植物
①「カラテア」
②「フウラン」
③「ヒカゲヘゴ」
④「パピリオナンテ」
⑤「ゾウコンニャク」
⑥「ホウライカガミ」
⑦「サルオガセモドキ」
⑧「パフィオペディルム」
⑨「パフィオペディルム」
⑩「ウナズキヘリコニア」
⑪「サルコフィトンパキフィラム」
⑫「グラマトフィルムスペキオスム」
⑬「デンドロビウムアイ・ミヤザト」
などなど。
果樹温室
ここは果物を栽培しているエリア。
獲ったらダメよぉ～ダメダメ～。
パラミツ
沖縄でもなかなかお目にかかれない世界最大の果実。
緑から熟すると黄色になり、表面の凸凹が目立つようになる。
何と重さ40kgにもなるというから驚きだ。
１つ１つが希少なのでわりと高い値段で取引される。
マンゴー
果物の王様といえば女性に大人気のマンゴー。
何と種から収穫するまでに約4~5年はかかります。
ぶら下がっている１つ１つの「実」には落下しても傷がつかないよう、丁寧に網をかけるのが一般的。
手間暇かかってます。
マンゴーの出荷量は沖縄が宮崎県を抜き全国一。
「果樹温室」で見られる植物
①「ドリアン」
②「カカオ」
③「バナナ」
④「タマリロ」
⑤「パパイヤ」
⑥「キャニモモ」
⑦「キャニモモ」
⑧「カニステル」
⑨「タヒチモンビン」
⑩「スターフルーツ」
⑪「センナリバナナ」
⑫「ソーセージノキ」
などなど。
回廊
円の壁に囲まれたこの緑の空間は「アフリカゾーン」。
亜熱帯の樹木と呼ばれる大きな木が植栽され、高いものだと10ｍ以上にもなる。
カフェスコール
回廊の側面、右手には「カフェ」があります。
冷房の効いた部屋で腰を下ろしゆっくりと休めるよ。
お食事、ランチにも困りません。
| 営業時間 | 08:30~17:30（季節により変動） |
| 定休日 | 不定休 |
遠見台
レンガの建物が遠見台。
屋上から海の景色を見る事もできるよ。
エレベーターが設置されているので、階段を歩く必要はなし。
せっかくなので行って見ましょ。
屋上
素敵ですね～。
頭上には青い空、目の前は青い海♪
水色～青色へ変わる海のグラデーションが沖縄らしくて和む。
水平線からにょっきと突き出た島は「伊江島」。
地元の人は「いえじまタッチュー」と呼ぶ。
高い壁に囲まれているので、のぞき穴から顔を出してじっくり見てみよう♪
ビクトリア温室
ここは屋根のある温度調整で管理された部屋。
大きな池もあります。
オオオニバス
池に浮いてる丸い物体・・
実はこれも植物。
世界最大の葉を持つ水草です。
1枚の葉の直径は約1.5cm。
貴重な太陽の光を極限までに取り入れるため、このように大きくなる。
小さな子供が乗っても沈まないほどの浮力があります。
ヒメショウジョウヤシ
外見はアレカヤシですが、体の色は赤色。
東南アジアからの輸入品で沖縄にはありません。
「ビクトリア温室」で見られる植物
①「オオホウカンボク」
②「ハメリアパテンス」
③「サンカクサボテン」
④「パラグアイオニバス」
⑤「マダガスカルジャスミン」
⑥「フィロデンドロンコルシニアナム」
などなど。
ロータスポンド
お城の庭を連想する贅沢なガーデンが「ロータスボンド」。
水辺の周りをぐるっと緑が囲み、カラフルな植物が目を楽しませる。
暑い日でもこの空間だけは涼しい♪
洋風チックな東屋（あずまや）で、本を片手に読書なんてできたら最高ですね。
ここには水の中にも生き物が存在します。
アロワナ
ここにいるのはシルバーアロワナですが、中には（ブラック、グリーン、レッド、ブルー、ゴールド）など色違いも存在します。
観賞用の魚として価値も高い。
目が良いので水辺にいるカエルやトンボをめがけて食べる事もあります。
池内には約20匹が生息し水温調整もされているので年中活動している。
熱帯スイレン
水辺に咲くメジャーな花といえば「熱帯スイレン」。
色は（青、ピンク、白、黄）などがある。
葉先はとんがっているのが特徴。
香水にも利用されるいい香りを放ちます。
観賞にもいい。
オーキッドガーデン
ここが最後のエリア。
ここも多種多様、カラフルなお花がいっぱい。
モミジヒルガオ
レンガの表面を覆う緑の正体は「モミジヒルガオ」というつる性の植物。
開花時期を迎えると紫色の小さな花をつけます。
ヒカゲヘゴ
恐竜時代を知る植物がこの「ヒカゲヘゴ」。
何と1億年も前から存在する。
県内では北部の「やんばる国立公園」に指定された森でしか見ることのできない希少な植物だ。
湿地帯を好み高いものだと15ｍ以上にもなる。
体にびっしりとついた丸い模様が特徴的。
好き嫌いがはっきり別れると思います。
タコノキ
沖縄の海辺でよく見かける植物。
体を支えるため、根本にはタコの足のように気根をたくさんつける事からこの名前がつけられました。
台風でもびくともしません。
ブーゲンビリア
色鮮やかなブーゲンビリアは、どこから見ても美しい。
沖縄では大変メジャーな植物で、一般家庭でもよく見られる。
色は（ピンク、白、黄、紫）などがあり、葉の形も多種多様。
ただし水やり日照不足になるとトゲが多くなり色つきが悪くなるので、初心者はちょっと難しい。
ここはちょうど撮影ポイントでもあるので、ぜひ活用しましょう。
額からはみ出る植物がいい味だしてます。
ハイビスカス
沖縄を代表する真っ赤な花といえば「ハイビスカス」。
実は赤以外にも（青、オレンジ、黄、白色）があります。
クロトン
クロトンは（赤、黄、茶色）と落ち着いた葉の色をつける。
育てやすいので一般家庭でも見られる。
kaz
フラワーガイドツアー
専門のスタッフが解説を交えながら、園内を一緒に歩くガイドツアーもあるよ。
案内は「回廊」まで。
ちょうど中間地点で終わり。そこからは自由行動。
分からない事があれば何でも聞いてみよう。
| 料金 | 入館料のみ |
| 開催日 | 毎日2回 |
| 開催時間 | ①11:00 ②14:00 |
| 所要時間 | 約30分 |
kaz
遊覧車のりば
熱帯ドリームセンターの入り口には遊覧車の「バス停」があります。
約8分間隔で遊覧車がやって来るので、上手に活用しましょ。
| 運行時間 | 08:40~18:40 |
写真集
感想
ここは季節によって展示される植物も様変わりするので「雰囲気」、「新鮮度」、「受け止め方」も変わってきます。
「あっ！この植物見たことあるー」、「あれは初めてー！」と植物好きのあなたの好奇心を大いにかきたてる事でしょう。
夏季、冬季と1年に2回の顔が楽しめるよ。
要所要所に撮影ポイントもあるので、フル活用しましょ☆
イベントのある日は珍しい植物がいっぱい集まってくるので要注目！
口コミでは・・
「ランがきれいだった」、「雨でも温室の花が楽しめる」、「素晴らしく手入れされた庭園」と評価も高い。
コンセプト
「古城の廃墟」という世界観を造り出しています。
この要素を取り入れることによって、何のへんてつもない植物園が「見る」→「歩いて楽しめる庭園」に早変わり。
訪れる人はまるで、古城の世界に迷い込んだかのような異国の雰囲気を味わう事ができます。
カーブを設ける事で先が見えないわくわく感、次に何がくるのか予測できない所が冒険心をくすぐられる。
植物に興味のないお子様でも足が進むと思います。
非日常空間があなたの「パワースポット」になるかも知れません。
いい所
- 「美ら海水族館」のチケットを提示すると入場料が半額になる。
- ゴールデンウィークは入場料が無料。
残念な所
- 特になし。
イベント
- 1月下旬~2月上旬
「チューリップフェア」
「沖縄国際洋蘭博覧会」 - 1月下旬~4月上旬
「古代遺跡と魔導師オルヒデアの古文書」 - 5月（ゴールデンウィーク）
熱帯ドリームセンター、海洋文化館、おきなわ郷土村とそれぞれスタンプラリーを開催します。達成者にはオリジナルグッズをプレゼント！ - 7月
「熱帯樹林の中の遺跡」
「ハス乗りアドベンチャー」
「インテリアグリーン展」
「葉っぱでオリジナルしおり作り」
「沖縄の貴重な昆虫展」 - 8月
「葉っぱでオリジナルしおり作り」
「沖縄の貴重な昆虫展」
「熱帯果実展」
「スイーツ教室」
「食中植物展」 - 12月下旬~1月上旬
「ハイビカス展」
- 「熱帯ドリームセンター」は海洋博公園の中にあります。
- 「PDA音声ガイド案内」無料で貸し出しています。
- 広い園内をやみくもに歩くのではなく、右から左へと順路通りに進むと効率よく全て周れます。
- 「熱帯ドリームセンター」→「美ら海水族館」遊覧車で約10分。
- 混雑状況
シーズン問わず特に混雑しません。 - 天候
屋根がある所と無い所があるので、雨だと全てを周れません。 - バリアフリー対応
スタート地点からゴール地点までバリアフリー対応の通路＆スロープがあるので、車イスの方でも問題なく進む事ができます。（ベビーカー、車いすの貸し出しあり）。
| 名称 | 熱帯ドリームセンター （ねったいどりーむんたー） |
| 営業時間 | ①08:30~17:30（10~2月） ②08:30~19:00（3~9月） |
| 定休日 | 12月第一水曜日とその翌日 |
| 所要時間 | 約1時間 |
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