何と沖縄でもイルカショーが見られるよ。
それがここ「オキちゃん劇場」。
閲覧料は無料。
イルカショー | ①11:00 |
②13:00 | |
③14:30 | |
④16:00 | |
⑤17:30(4~9月のみ) | |
ダイバーショー | ①11:50 |
②13:50 | |
③15:30 |
kaz
ショーが始まる前にスタッフがイルカの体、仕組みについて詳しく解説するよ。
背中の上にあるのが「背ビレ」。
おしりが「尾ビレ」。
尾びれは3つあるヒレの中で1番大きく、強力な筋力を持っています。
これにより水中を早いスピードで泳いだり、高いジャンプをする事が可能になるのだ。
一般の魚は尾びれを左右に振って泳ぎますが、クジラの仲間(オキちゃん)は上下に動かすドルフィンキック式。
この泳ぎ方で時速30~40キロは出ます。
プールをすごい速さで移動するのでよく見てい下さい。
kaz
呼吸方
頭の上からプクプク~。
何とイルカの鼻は頭の上にあるので、呼吸するとそこから泡が出てきます。
それを1分間に約3~4回繰り返す。
この芸を「ブロー」と呼びますが、一体どうやって教えているのか不・思・議。
kaz
ウォーミングアップ
説明が終わるとウォーミングアップのお時間。
トレーナーが両手を左右にふると、イルカも同じように尾ビレをフリフリ♪
360度のグルグル回転もかわいい。
お腹を上にして尾びれだけで泳ぐ「背泳ぎ」も見せてくれます。
自己紹介
お次はオキちゃん劇場で活躍するメンバーの紹介(イルカの事ね)。
イルカにもそれぞれ名前がついています。
特徴や性格、年齢も暴露するよ。
大先輩のゴンチャンは体が大きいので、水中から姿を現しただけで「おぉーー」と観客席ざわめきます。
自己紹介の次は「イルカのQ&Aコーナー」。
スタッフが手紙に書かれているみんなの疑問にお答えするよ(仕込みといわないで)。
イルカの種類 | 名前 |
カマイルカ | ローラ |
シワハイルカ | サクラ |
ミナミハンドウイルカ | カミ |
ミナミハンドウイルカ | オキちゃん |
バンドウイルカ | タイラ |
オキゴンドウ | ゴンちゃん |
歌
イルカも歌が歌えるんだよ。知ってた?
「はいさいおじさん」という曲に合わせて
「キィーキィーキィー♪」
キぃいいいーーー!
と腹の底から発します(oh~カオスといわないで・・)
音程は外しまくり。
うまい下手関係なく一生懸命な姿がかわいいのです。
母性本能の強い人は我が子の運動会を見るように感動する場面かな・・(まだ終わってないよ~)。
反響がとてもいいプログラムの1つです。
お次はフラフープ。
フラフープ
水中に投げると口に引っ掛けて戻ってきます。
何とそれを器用に回しながら持ってくるのでビックリ。
丸いボールも落とすことなく持ってくる。
優秀すぐる・・
エサやり
お次は「餌やり」。
「オキちゃん劇場」の名前の由来にもなっているオキちゃんは1代目。
海洋博の時からショーを続ける大ベテランです。
そのオキちゃんをステージに乗せ、トレーナーがエサを上げようとするのですが・・
中々食べてくれません。
口の中に魚を放り投げても吐き出してしまいます。
そこでトレーナーの考えた策とは!?
答えは会場で確認しましょう。ネタバラシは致しません。ただ笑えます。
オキちゃんデーター
体長4m40。
体重80キロ。
メンバーの中で体が1番大きく、国内では海洋博でしか見る事のできないとても珍しい種類のイルカです。1日にししゃもサバを22キロ食べる。
自己紹介、ウォーミングアップが終わりました。
お次はイルカショーの始まりです!
ジャンピング
巨体のオキちゃんが豪快な「ハイジャンプ」、「スプレージャンプ」を挨拶がわりに披露。
体が大きい分、迫力も大。
着水した時の水しぶきが何とすごいこと。
観客席からは「ウォおおおお~~!!」と歓喜の声が。
kaz
難易度を上げてみた
今度は水面から目標物まで約3mちょっと。
クレーンにはスタッフが棒を出して待機しています。
その棒の先端についているボールに向かって、水中から大ジャンプ!
これも難なくクリアーします。
おしり(尾ビレ)を使ってキック!もできるよ。
これは1回転も加わるので豪快。
着水した時の水しぶきも2倍の迫力。
連携プレー
5匹同時に
「コンビネーションジャンプ」
空中で何回転もする
「スピンジャンプ」
高くまで上がる
「ハイジャンプ」
「フロントグリップ」
も見せてくれます。
いやほんと凄すぎ♪
スピードも速く正確に芸をこなすのですから海の生き物といえど超優秀です。
テンション上げが止まらな~い。
kaz
オーバーヘッドキック
これも良かった。
オキちゃんが尾びれを使って、ボールを蹴り飛ばすシーンです。
勢い余ったボールは場外アウトする事もあるよ。
一瞬なので見逃さないように。
以上が「イルカショーの紹介」でした。
最後はイルカ達が尾びれをフリフリ♪
バイバイしてお別れ。
イルカの特徴
知能
人間の脳が約「1400g」だとイルカは「1500g」。つまり人間に近い頭脳を持っているという事になります。
中には人間が社会生活を営むために必要な思考や道徳といった部分の脳が、人間よりも発達しているイルカもいます。仲間の体長が悪い、群れから離れると心配してやってきます。
どうやって教育しているの?
言葉が通じない生き物に一体どうやって「芸」を教えているのか?不思議に思いますよね。実は犬に芸を教えるのと全く一緒。
トレーナーがイルカに指示を出し、その通りできればご褒美であるエサの魚をあげます。そうすると「指示に従って上手くやれば魚がもらえるぞ」と思って、どんどん上達していきます。
ではイルカが間違ってしまった時や曲芸に失敗した時はどうするのでしょうか?
・・
・・
正解は
「何もしない」です。
叱ったり怒ったり叩くようなことはしません。単純に何もしないです。何もしないというのはエサである魚「ご褒美をあげない」ということです。これだけで指示を聞くようになり曲芸の技術・精度を上げていきます。
実は過去に・・
水槽の柵(さく)を乗り越え外へ飛び出してしまうという事故、ハプニングがありました。
転落したのはオキゴンドウのメス「モモ」です。
ショーは中止されましたが幸いにも事故後は食欲もあり、特に問題はありませんでした。
その時、他のイルカ達が心配そうにずっと見ていた事が印象的でした。
相手を思いやる「心」は人間と一緒です。
屋根
会場の真上にある大きな屋根は日陰を作ってくれるので、炎天下でも快適。
突発的な雨が降っても濡れる事はありません。
・・ただし問題は逆光。
コレ↑
ま・眩しい・・
ここは西海岸なので、夕方の時間帯になると太陽が目の前に現れます。
つまり観客席からは完全に逆光。
それが視界に入るとショーが何とも見づらい・・
写真、動画をとっても100%真っ黒になります。
こればかりは仕方ありませんが、できる事なら夕方の時間帯は避けたい。
kaz
感想
迫力あるダイナミックな技を披露するイルカ達。
その1つ1つに熱狂し、そして引き込まれる。
時にはお笑いの場面があったり、声を上げ絶叫したりと最初から最後まで見ていて飽きない。
大人も子供も一緒に楽しめるエンターテイメントとなっているのだ。
イルカはただ可愛いいだけでなく、芸を教えればそれを理解しこなすのだからいかに「知能」の高い生き物というのがお分かり頂けるでしょう。
ショーは日々進化して行きます。
音楽や司会進行も変わるので、毎年見に行く価値ありです。
なぜイルカはこんな動きができるのかというと、体の形が水の抵抗を受けにくい理想的な「流線型」であるから。これにより機動性に優れた運動がているというわけ。
口コミでは・・
「子供たちも大喜び」、「イルカのがんばる姿に感動した」、「無料でこのクオリティーは凄い」と高評価。
いい所
- バリアフリー対応
観客席には(スロープ、手すり、視覚障害者専用タイル)を備えています。車イス用のスペースも12席完備。
残念な所
- 特になし。
イベント
- 1月
「オキちゃん劇場お正月バージョン」。
- 「オキちゃん劇場」は海洋博公園の中にがあります。
- 服装
ラフな格好でOK。最前席は少し水しぶきがかかるかもしれません。 - 混雑状況
(シーズン・ゴールデンウィーク・イベント)のある日は特に大変混雑します。ショーが終わったらすぐに席にを確保した方がいい。 - もし雨が降ったら・・
会場には屋根がありますが高すぎるので端っこの人は横雨に当たります。もし大雨にでもなったら、オキちゃん劇場のななめ向かいにある「沖ちゃんパーラー」に避難できます。
名称 | オキちゃん劇場 (おきちゃんげきじょう) |
定休日 | 12月第1水曜日とその翌日 |
ショーの時間 | 20分 |