断崖絶壁の足元にあるのが「ぐしちゃん浜」。
その周辺周囲は岩、岩、そして岩。
自然がむき出し沖縄の「素」が広がっている。
凸凹のリーフが横一面に広がり、水たまり場もあちらこちら。
実はその「水たまり場」に取り残されたお魚さんを見るのがここの楽しみ方♪
知っている人は少ないので、シーズンでも利用客は少ない。
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海水浴は不可。
更衣室&シャワーもありません。
目次
行き方
右手に茶色の「看板」が見えたら右へ曲がる。
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真っ直ぐにいっても「ぐしちゃん浜」ですが、そこは正式な入り口ではありません。駐車場もなし。
沖縄戦跡国定公園
茶色の看板とはこれ。
断崖絶壁を含むその周辺は1972年沖縄復帰とともに「沖縄戦跡国定公園」に指定されました。
公衆トイレ
しばらく進むと左手に「公衆トイレ」があります。
もちろん男女別。
ビーチにトイレがあるというのは大変ありがたい。
すぐお隣には車を止められるスペースがあるよ。
「設備」
洗面台
和式
下り坂
トイレの先は下り坂。
その突き当り右手に「駐車場」があります。
駐車場
ここが終点。
「ぐしちゃん浜」に到着。
シーズンでも混雑しないので、必ずどこかにとめられる。
出る時の事を考えたらバックでが良いですね。
「駐車料金」
無料 約15台。
東屋
駐車場のすぐ向かいは東屋(あずまや)。
東屋(あずまや)とは?
日陰のある空間という意味。公共ビーチにはわりとある。
東屋の側面は座れるようになっているので、ゆっくりくつろげます。
荷物置きにしてもいいね。
地面にレジャーシートを敷いて、家族団らんでお弁当もナイスアイディア。
炎天下でも地面はひんやり気持ちいいよ。
この東屋をくぐり抜けると「ぐしちゃん浜」とご対面。
中から見る海景色もナイス。
階段を下りるとビーチです。
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ぐしちゃん浜へは必ずこの東屋(あずまや)を通るので、人の邪魔にならないよう利用しよう。
「ぐしちゃん浜」の様子
天然の岩がむき出しの世界。
陸地には人よりも大きい巨岩がゴロゴロ。
海上は凸凹の岩礁(リーフ)。
岩から岩へ飛び移っていけば沖へいけます。
巨岩
巨岩の正体は「琉球石灰岩」。
波風の影響で長い時間をかけると足元は細くなる。
大体、きのこの形に仕上がります。
なので・・お昼の時間帯はその足元がちょうどいい「日陰空間」。
ビーチ左手は岩が密集しているので、日陰空間の範囲も大きい。
そこにサマーベッドを持ち込んでくつろぐ人もいます。
波のBGMを聞きながら日常を忘れるのもいいね。
ボルダリング
岩の形が形なだけに・・「ボルダリング」の遊び場として活用できる。
ボルダリングとは?
「クライミング」みたいに手足を使って岩によじ登ること。
あくまでも遊びなので低い所で遊びましょう。
背中から落ちても地面は砂。
どこまで行けるかな?
マースブリ
この大きな岩は「マースブリ」。
沖縄の方言でマース⇢塩、ブリ⇢巨岩。
なので「マースブリ」と呼ぶ。
不思議な事にこの岩の真下は潮溜まりがあって、本当に塩水があります。
なめてみると確かにしょっぱい。
あっ気づいたかな?
黄色いの◯した所に人が座っているのを。
先程紹介した「日陰空間」を使って賢く休んでいます。
熱中症でダウンしないよう有効活用しましょう。
透明度
悪くありません。
水たまり場
浅い水たまり場は子供達の良い遊び場。
水掛けっこしたり、潜ったり、半身浴を楽しんでいます。
せっかくなのでお父さん、お母さんその様子を写真にいっぱい収めましょう。
小さなお魚さんを見かけた時はテンションアップです。
シュノーケル
さあ ここ1番のお楽しみがやってきた。
それが「シュノーケル」。
「満潮」でやってきお魚さんが「干潮」で帰れなくなると、水たまり場に取り残されます。
それを見られるのだ!
少し沖へ行けば高確率で遭遇する。
顔を水の中に突っ込んでお魚鑑賞もいいし、中にはモリを使って捕る人もいます。
夏休みとなると中学生、高校生がはしゃぎながらシュノーケルを楽しんでますよ~。
シュノーケルに必要なアイテム
この2点!
本格的にお魚鑑賞の人は必需品。
注意
足場は凸凹の岩なので素足は厳禁!痛くてとても歩けません。
水の中も何があるのか分からないので、素肌は露出しないで下さい。
釣り人
お魚さんがいるという事は・・
当然、釣り人もいます。
干潮時に奥へ行けば大物がゲットできるかも!?
地元の人が慣れた手付きで釣りを楽しんでいます。
断崖絶壁
ぐしちゃん浜の後ろは森じゃなくて崖。
崖の表面に南国の亜熱帯植物が自生しているのだ。
これが何kmにも渡って続く。
断崖絶壁⇢ギーザバンタともいう。
Perfumeのロケ地
突然ですがPerfumeって知ってますか?
そう、3人グループの有名歌手ですね。
何と何とそのPerfumeさんが「Relax In The City」のMV撮影にこの地に訪れたのです。
気になる方はユーチューブで見て見て下さい。
写真集
感想
何だ、岩だけの何もない所か
・・
・・
無理!って思いましたか?
実はここ、お魚さんが見られるという事で密かに地元では人気なんですよ。
純粋にお魚鑑賞もいいし、獲ってもOK!
よく目を凝らして見ると釣り人の姿もポツポツ見かけます。
いつも同じ人のような気がきのせいか。
人間だけでなく、そのお魚さん目当てにツルさんもやって来ます。
羽をバタバタさせながらいい餌場にもなっているよう。
塩の香り、荒々しい雰囲気は沖縄にいて沖縄じゃないみたい。
リゾートホテルのビーチとは全く違う様子ですが、こういうスポットもあるのです。
奥が深いぞ沖縄。
中にはテントをはってキャンプする人の姿も。
「トイレがある、魚がとれる、ご飯に困らない」+「プチクライミングが楽しめる」という事で、自然をフル活用できるから良いですね。
いい所
- お魚鑑賞が楽しめる。
- 釣りもできる。
残念な所
- 海水浴はできない。
禁止事項
- 花火。
- ゴミの不法投棄。
- ぐしちゃん浜は「沖縄戦跡国定公園」に指定されています。
- ここは公認の海水浴場ではありません。クラゲ防護ネット&ビーチスタッフは配置していないので、自己責任で楽しんで下さい。
- シュノーケル自由。
- マリンスポーツは行われていません。
- ペット・犬の持ち込み可
ただし排泄物は飼い主さんが責任をもって処理すること。 - お腹空いた・・
近くにカフェがあります。
ビーチの設備 | ● 更衣室 ● トイレ ● 自販機 |
ビーチレンタル | ● なし |
体験できるアクティビティ | ● なし |
名称 | ぐしちゃん浜 |
住所 | 沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭 |
電話番号 | なし |
定休日 | 年中無休 |
海開き | なし |
遊泳料金 | 無料 |
游泳時間 | なし |
游泳期間 | なし |
駐車料金 | 無料 |
アクセス | 那覇空港(なはくうこう) ↓ 331号線 ↓ 那覇空港自動車道(無料区間) ↓ 507号線 ↓ 331号線 ↓ ぐしちゃん浜(約40分) |